天気図、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
秋雨前線が本州付近に停滞し、活動がやや活発となっています。
明日8日にかけ、全国的に雨の降るところが多くなり、特に北陸では活発な雨雲がかかり大雨となるおそれがあります。気象庁より注意情報が発表されています。
秋雨前線は徐々に南に下がり、10日前後まで本州の南岸に停滞する見込みですが、その後は大陸から大きな移動性高気圧が張り出し、11日頃からは全国的に秋晴れの日が多くなりそうです。
高気圧に覆われる11日以降日中の気温は各地とも平年より高い日が続きそうですが、放射冷却現象により朝晩の気温が低下しますので、標高の高いところでは早霜に注意してください。
大雨に関する北陸地方気象情報 第3号
2024年10月07日05時04分 新潟地方気象台発表
北陸地方では、7日昼前から8日夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
[気象概況]
前線が東シナ海から西日本を通り日本の東へのびています。7日朝には前線上の三陸沖に低気圧が発生する見込みです。低気圧は7日夜には日本の東に進み、前線が8日にかけて本州の南へ南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北陸地方では7日は大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
[雨の予想]
7日に予想される1時間降水量は多い所で、
新潟県 30ミリ
富山県 30ミリ
石川県 40ミリ
福井県 30ミリ
7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
新潟県 80ミリ
富山県 100ミリ
石川県 100ミリ
福井県 80ミリ
[防災事項]
北陸地方では、7日昼前から8日夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。