天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図:気象庁ホームページより
秋雨前線が本州の南岸に停滞し、東日本の太平洋側にはやや発達した雨雲がかかり、強い雨が降っています。
北東から冷たい空気が流れ込み、関東では気温も大幅に低下しています。
この後日本付近は全般に大陸からの移動性高気圧に覆われ、秋晴れとなるところが多くなる見込みですが、高気圧の縁に当たる東日本の太平洋側では雲の多い天気が続きそうです。
今朝も北海道は高気圧に覆われ、放射冷却現象で未明の気温が5℃前後まで下がったところがありましたが、12日〜13日にかけても大きな移動性高気圧に覆われるため、全国的に朝晩の気温が大幅に下がる可能性があります。
北日本の内陸部や本州の標高の高いところでは霜に対する注意が必要です。
これから10日ほど先ですが、19日の予想天気図では日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、上空には北極圏から切り離された寒気の渦、極渦がオホーツク海方面まで南下すると解析されています。
この頃に全国的に急に気温が下がる可能性が出てきていますので作物の生育や収穫時期の参考にしてください。
また施設栽培では気温の急な低下により湿度が上がり、病害の発生しやすい環境となりますので、防除対策の参考にしてください。