19日〜20日激しい気象や気温の急変に注意、1ヶ月予報(10/19〜11/18)平年より気温高く降水量多い

天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図、1ヶ月予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより


今日19日は日本付近を深い気圧の谷が通過しており、現在は北海道から本州の日本海側中心にところどころで強い雨が降っています。

寒冷前線が通過する前後は突風、雷、ひょうなど激しい気象の発生するおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。

また、前線通過後は一時的に西高東低の強い冬型の気圧配置となって強い寒気が流入するため、北海道では平地でも雪となるおそれがあり注意が必要です。

その他の地方でも21日にかけて気温が大きく下がる見込みです。

施設栽培作物ではこの気温低下により湿度が上昇し、病害の発生しやすい環境となりますので防除対策を行なってください。


22日から23日にかけては日本海に上空に寒気を伴った低気圧、寒冷渦の南下が予想されており、全国的に再び天気が崩れそうです。


また現在日本のはるか南海上には大きな低圧部がありますが、この動向には注意が必要です。

28日の予想天気図ではこの低圧部が台風などに発達し、西日本に近づくと解析されています。


10/17に気象庁より10/19〜11/18の1ヶ月予報が発表されました。

日本付近は引き続き暖かい空気に覆われやすく、平年より気温の高い状態が続くと予想されています。

また、低気圧や前線の影響を受けやすく、全国的に、特に北日本の太平洋側を中心に降水量は多いと予想されています。

3週目以降は北日本や大陸方面では平年より気温が低くなると予想されており、徐々にラニーニャ現象時の特徴が出てくるとみられますが、まだしばらく気温の高い状態は続きそうです。