23日荒天に注意、3ヶ月予報(11月〜1月)11月気温高い、12月1月は冬型強まり平年並みから低い、北日本日本海側降雪量多い

天気図、雨雲レーダー画像、アメダス降水量分布図、予想天気図、3ヶ月予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより


日本海には低気圧があって北東に進んでおり、この低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になっています。

全国的に荒天に注意が必要で、特に東日本西日本には突風、雷、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。


この低気圧がオホーツク海方面に抜けた後も本州付近には秋雨前線が停滞し、東日本西日本では太平洋側中心に曇りや雨の降る日が多くなる見込みです。


昨日22日に気象庁より11月から1月の3ヶ月予報が発表されました。

前回の10月から12月の3ヶ月予報では11月からラニーニャ現象時の特徴である偏西風の蛇行により日本付近は冬型の気圧配置や寒気の南下が予想されていましたが、今回はラニーニャ現象の発生確率がやや低くなり、持続期間も短くなる見込みとなり、11月は現在の気温が平年より高い状態が続き、降水量も秋雨前線の影響を受け太平洋側で平年より多いと予想されています。


12月に入るとラニーニャ現象の影響を受け、日本付近には寒気が流れ込み、冬型の気圧配置となる日が多くなると予想され、東日本西日本中心に気温も平年並みからやや低くなると予想されています。

降水量も日本海側では平年より多くなると予想されていますので、大雪には注意が必要な冬となりそうです。



雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第3号

2024年10月23日05時09分 気象庁発表

西日本から東日本では24日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的に非常に激しい雨に注意してください。


[気象概況]

 低気圧が日本海にあって発達しながら北東へ進んでおり、寒冷前線が西日本にのびています。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本では大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴った激しい雨の降っている所があります。

 低気圧は、発達しながら日本海から沿海州を北東へ進み、寒冷前線が24日にかけて西日本から東日本を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨の降る所があるでしょう。


[防災事項]

 落雷や竜巻などの激しい突風、局地的に非常に激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。