天気図、気象衛星画像、台風経路図、予想天気図:気象庁ホームページより
東日本西日本の太平洋側に強雨をもたらした低気圧は東海上に抜けつつあり、天気は急速に回復しています。
これから気圧の谷が通過する北日本は回復が遅れますが、あす31日後半から11/1は全国的に晴れるところが多くなる見込みです。
収穫期の作物はそれ以降の天候からみるとこの2日間の収穫がおすすめとなります。
台風21号は大型で非常に強い勢力に発達し、気象衛星画像でも中心にはっきりした目が形成されています。
台風はフィリピンの東海上を北西に進み、台湾を通過し、中国大陸に接近する進路が予想されていますが、陸地により急速に勢力が弱まり、2日頃東シナ海で温帯低気圧となる見込みです。
当初予想より速度が遅く、温帯低気圧となって本州付近を通過するのは11月2日から3日とみられます。
秋雨前線を伴い、西日本から東日本では2日から3日にかけ大雨となるおそれがあり注意が必要です。
最新の情報に注意してください。
台風から変わった低気圧は4日の予想天気図ではオホーツク海方面で発達すると解析されており、北日本では荒れ模様となり、また日本付近には強い寒気が流れ込む見込みです。
4日以降は全国的に気温が大きく下がる見込みですので、施設栽培作物ではハウス内の湿度が高くなり、病害の発生しやすい環境となることが予想されます。
防除対策などの準備を進めるようにしてください。