天気図、台風経路図、気象衛星画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
台風21号は台湾を通過し、急速に弱まり、まもなく温帯低気圧に変わる見込みです。
しかし、この低気圧は3日にかけ本州付近を通過し、西日本東日本では大雨となるおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。
4日頃には別の低気圧が日本海からオホーツク海方面に進むと予想されています。
北日本中心に荒れた天気となり、その後強い寒気が入るため雪となるところがある見込みです。
また7日頃も気圧の谷が通過し、その後寒気が入るため北日本では荒れた天気となり雪の降るところがありそうです。
5日頃から全国的に気温が大きく下がる見込みです。
施設栽培作物ではハウス内の湿度が上昇し、病害の発生しやすい環境となりますので防除対策などを行なってください。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号
2024年11月01日05時14分 気象庁発表
西日本では2日にかけて、東日本では2日から3日にかけて、台風第21号から変わる低気圧や前線の影響で大雨となる所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
前線が東シナ海から日本の南に停滞しています。また、台風第21号が台湾海峡を北上しています。
前線は2日にかけて、西日本から東日本へ北上する見込みです。台風第21号は、1日夜には東シナ海で温帯低気圧に変わり、前線上を東北東へ進むでしょう。また、2日は前線上の西日本に低気圧が発生し、3日はじめにかけて東日本に進む見込みです。
低気圧や前線に向かって、台風第21号を起源とする暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の予想]
西日本では2日にかけて、東日本では2日から3日にかけて、台風から変わる低気圧や前線の影響で、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
中国地方 100ミリ
四国地方 150ミリ
九州北部地方 200ミリ
その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 120ミリ
北陸地方 120ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 150ミリ
中国地方 120ミリ
四国地方 150ミリ
九州北部地方 150ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。