天気図、雨雲レーダー画像、気象衛星画像、予想天気図、1ヶ月予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより
台風21号から変わった低気圧が九州の西の海上にあって東に進んでいます。
西日本には発達した雨雲がかかり、ところどころで強い雨が降っており、この後東日本にも強雨の範囲が広がる見込みです。
気象庁より大雨に関する注意情報が発表されています。
低気圧は明日には東海上に抜け、全国的に天気は回復する見込みです。
しかし、4日頃北日本付近を低気圧が通過し、5日には日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となって上空には強い寒気が流れ込む見込みです。
全国的に大きく気温が下がり、北海道では7日にかけ雪の降るところがある見込みです。
気温が大きく下がるため、施設栽培作物ではハウス内の湿度が上がり、病害の発生しやすい環境となる見込みです。防除対策をおこなうようにしてください。
10月31日に気象庁より11月2日から12月1日の1ヶ月予報が発表されました。
11月7日頃までで冬型の気圧配置は終わり、その後日本付近は大きな移動性高気圧に覆われ、平年より気温の高い状態に戻るとみられ、期間を通じた気温は全国的に平年より高いと予想されています。
また西日本東日本は再び秋雨前線の影響を受ける期間が多くなり降水量は平年より多いと予想されています。
秋の深まりはもう少し先となりそうです。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号
2024年11月02日05時00分 気象庁発表
西日本では2日は、東日本では3日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、九州北部地方では2日は、土砂災害に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
台風第21号から変わった低気圧が東シナ海にあって、低気圧から前線が西日本から東日本にのびています。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本では雷を伴った非常に激しい雨が降っている所があります。
台風から変わった低気圧が、前線を伴って東シナ海を東北東に進み、前線上に発生した別の低気圧が2日夜にかけて東日本に進む見込みです。
低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の予想]
西日本から東日本では2日は、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 120ミリ
北陸地方 120ミリ
東海地方 180ミリ
近畿地方 120ミリ
中国地方 120ミリ
四国地方 200ミリ
九州北部地方 120ミリ
[防災事項]
西日本では2日は、東日本は3日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、九州北部地方は2日は、土砂災害に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。