30日にかけ日本海側中心に荒れた天気に注意、断続的に冬型強まり寒気南下

天気図、予想天気図、気象情報出典:気象庁ホームページ


日本付近を深い気圧の谷が通過中で南から暖かく湿った空気が流れ込み、上空には西から寒気の渦が近づいているため大気の状態が不安定となっています。

西日本から北日本には激しい気象に関する注意情報が発表されています。


またその後も断続的に低気圧の通過や寒気の南下があり、30日にかけ日本海側中心に荒れた天気となるおそれがあり、注意が必要です。

北日本は29日からしばらく冬型の気圧配置となり、日本海側では雪が続く予想です。

今日から明日にかけては雨のところが多く、これまでの積雪も一旦融けるところが多いとみられますが、29日からの雪は根雪となるところが多くなるとみられます。

降雪の状態に注意してください。



雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第4号

2024年11月27日05時19分 気象庁発表

西日本から北日本は28日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。


[気象概況]

 27日は、沿海州付近の低気圧が前線を伴って発達しながら北上し、関東南岸の低気圧が前線を伴って発達しながら日本の東に進むでしょう。また、別の低気圧が27日から28日にかけて、日本海から北日本に進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空寒気の影響も加わるため、西日本から北日本は大気の状態が非常に不安定となるでしょう。


[防災事項]

 落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。